ニュースサイトIRORIO(イロリオ)で紹介していただきました。

手帳類図書室についての網羅的かつコンパクトな案内になっています。つまり記事については実際読んでいただくのが早いです。活動資金の少ない個人プロジェクト。知ってもらいたくても広告などはうてない中、こういった良質な記事は大変ありがたいです。

記事中でも触れられていますが、IRORIO様には以前も一度メール取材を受けています。記憶が間違っていなければ一番最初に取材をしていただいたメディアです。
(当時はまだ手帳類が思ったより広まらなくて、もっと認知されても良いのに……と、もどかしさがありました)

その後は取材依頼が増え、比例して認知され始めました。メディアがメディアを呼ぶ。メディアの力を感じたものです。今振り返えれば、手帳類収集家という一地点から魅力を叫ぶだけでは限界がありました。取材が重なったときは疲れて断りたくもなりますが、できるだけお受けしたいなと思っています。

それにしても男子学生のこの恋文。雑誌にテレビにウェブメディアと、ここまで拡散するとは。書き手が知ったら苦笑いすると思います。しかも買い取った時のやりとりによると、こんなに面白い記録を書き手自身は面白いと思っていないそうです。

そしてそれが私的な記録であることを示しています。面白さを意図して書かれたものではないからです。そういった書き手の狙いと実際の記録のギャップが、洗練された商品や作品とは一味違う魅力になっています。

300冊の“規制しない本音”。個人の日記を集めた「手帳類図書室」の恋文を読む