朝日新聞夕刊と朝日新聞デジタルで紹介されました。

2019年7月29日の朝日新聞夕刊に手帳類の記事を掲載していただきました。朝日新聞デジタル版の記事はこちら。これまで、テレビ/ラジオ/ウェブメディア/雑誌などの取材は受けてきたのですが、新聞の取材は少なく気になっていました。今年に入って共同通信社様の取材と合わせて2つの記事が出まして、少しずつ活動が板についてきたのかなと感じています。

さまざまな人々の私的な記録を集め、さまざまな人々に読んでもらう手帳類図書室を営んでいる以上、取材されるメディアもさまざまであってほしいと考えています。そういう観点からも発信先のバランスが取れるのは良いことだと考えています。

また普段の活動報告がSNSを始めとしたインターネットであるため、大手の新聞に掲載されることで普段とは違った方々に手帳類図書室という場所や活動が届いくことを期待しています。そしてもちろん、記事の掲載をきっかけに、これまであまり集められなかったタイプの手帳や日記が手に入ったら嬉しいです。

手帳類図書室の所蔵はほとんどが平成のものです。一方で戦時中や戦後まもない時代の記録は、「女性の日記から学ぶ会」などこのプロジェクト以外でも集められているかたがいます。つまり、この間の私的な記録が集まっていません。

特に、高度経済成長時代の記録が読んでみたいので、どなたか寄贈してほしいです。収集家は1980年生まれで、手帳類図書室の来場者も20代が一番多いと聞いています。いずれもバブルがどんなものだったか実感がない世代。公的な記録からだけではなく、私的な記録からもどんな時代だったのかを感じてみたいのです。

昔の記録に対して、ときには面白おかしく解釈されることもあります。ただしそれは中心ではありませんし、まったく記録がないことよりは多様な読まれる可能性があることを良しとする立場です。

ご本人からの寄贈が中心ですが、ご遺族のかたからの寄贈も承っています。当サイトのお問い合わせから「寄贈依頼」を選択してご連絡いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。