買い取りページが寄贈ページになりました&近況報告。

実質寄贈のみの受付となり、長らく中途半端になっていた買い取りページですが、ようやく更新し晴れて寄贈ページになりました。長い間、紛らわしい内容で申し訳ありませんでした。文章も現在の手帳類プロジェクトに沿って更新したので、検討している方はご確認お願いします。

買い取りをやめた理由を改めて説明しますと、手続きが増えて査定や事務の時間負担が増したことに加え、所蔵も増えてメンテナンスや保管コストが高まったのもあります。

寄贈になってからは所蔵の増加ペースはゆるやかになりました。それでもありがたいことに所蔵は地道に増えていて、現在は1600冊になりました。今後、数年をかけて2000冊を目指したいです。

今後ですが、もし、(収集家自身を含め)手帳類プロジェクトに関わる人が手帳類に専念しながら経済的に生活できる状態が作れたならば、買い取りを再開させることは可能です。ただ、いまのところ単独では生活できず、別の仕事をやりながら無理のない範囲で維持しています。

とはいえ、寄贈ページの「Q.なぜ集めるのか、集め続けるのか」にも書いた通り、手帳類は持続的に今の記録が集まり続けてこそのプロジェクトだと思っています。加えて、書き手が個人的かつ自由に書き、読み手もまた個人的かつ自由に読むために、手帳類は公的な機関で維持されるのではなく、私的な機関や組織で維持されるべきとも考えています。一方で経済的な利益が最優先というわけでもありません。

そういったことを踏まえつつ、収集家の死後にも残したいと考えた場合、何かしらの手だてを計画して実行に移したいところです。これまでに頭に浮かんだこととしては、

  • スポンサーを探す
  • 来場者を10倍以上増やす
  • 会員制などのビジネスモデルを作る
  • 手帳類アプリを作り収益を得る
  • クラウドファンディング

などが思い浮かぶものの、言うは易し……です。目下とのころ、現在の所蔵をきちんと活用しつつ、持続するための道を探っていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。