CREAに取材記事がアップされました。

多くの取材記事は客観的で書き手の存在を消すように書かれることが多いですが、今回は辛酸なめ子さんがライターということで主観的なレポートになっています。書き手の「私の濃度」(@保坂和志)が出ていて、良い意味で体験が生々しいのです。

辛酸さんは漫画も描かれるようで、ギャンブラーの10年日記がイラスト化をみて思わずクスッとなりました。本来は重厚な表紙が印象的なこの記録。それがフニャッと脱力している様に可笑しくなってしまったのでした。実際にこの10年日記を手にとった方には僕の気持ちが伝わると信じています……!

そして記事を読んでいるとき(正確には確認原稿を読ませていただいたとき)に辛酸なめ子さんが記録を郵送してくださっていることを知りました。図書室宛に送られたのと収集家がインフルエンザになったのもあってまだ読めていないのですが、楽しみです。現時点ではスケジュール帳なのか日記帳なのかメモ帳なのかも分かっていません(受け取ったあと、気が向いたらどんな記録だったかを追記します)

これまでも著名な方に対してメディア出演や取材を受けるごとにおねだりしていたのですが、初めて実際に託してくださりありがたい気持ちでいます。打率は体感だと100分の1ぐらいです。それでも手帳類らしさを求めるなら、有名だからと特別扱いせず他のかたと一緒に静かに置きたいところです。何年後になるかは分かりませんが。